農水相は山田副大臣決まる(産経新聞)

 民主党は7日、両院議員総会を開き、菅直人新首相(党代表)のもとでの新執行部を正式に決定した。幹事長に枝野幸男行政刷新担当相、政調会長に玄葉(げんば)光一郎衆院財務金融委員長、国会対策委員長に菅氏と代表選を争った樽床(たるとこ)伸二衆院環境委員長が就任した。玄葉氏は入閣し、公務員制度改革のほか少子化、男女共同参画、「新しい公共」を兼務する。農水相ポストには山田正彦農水副大臣の就任が決まり、8日に「菅内閣」が発足する。

 菅氏の衆参両院での所信表明演説は11日に行われ、各党の代表質問は計2日間行われる見通しだ。

 菅氏は7日の議員総会で結束を呼びかけたが政府・与党連絡会議を新設するなど、小沢一郎前幹事長時代とは異なる政権・党運営をとる。しかも枝野、玄葉両氏ともに小沢氏と距離を置いており、「反小沢」色の濃い顔ぶれとなった。

 枝野氏は7日の就任記者会見で、小沢執行部が地方自治体や団体の陳情を幹事長室に一元化したことについて「(処理の過程で)利権的な誤解を招くような部分があった。要請は透明性を確保したい」と述べた。

 玄葉氏は参院選マニフェスト(政権公約)について「次の衆院選後に消費税を含めた抜本改革を行うと書かないといけない」と述べ、消費税率引き上げに取り組む方針を示した。

 菅氏はこの日、閣僚人事の最終調整を行い、国家戦略担当相になる荒井聡首相補佐官に消費者担当と経済財政担当を兼務させることを決めた。当初、消費者・少子化担当相への就任が内定していた蓮舫(れんほう)参院議員は事業仕分けで注目を集めたこともあり、枝野氏の後任が適役との判断から行政刷新相に就く。

 口蹄(こうてい)疫の拡大を防げなかったとして辞意を示した赤松広隆農水相の後任は、筒井信隆衆院農水委員長が検討されたが、口蹄疫問題の現場責任者を務めている山田氏の昇格となった。

 野田佳彦財務副大臣が財務相に昇格するほか、岡田克也外相ら11人が鳩山内閣からの再任となる。参院枠の官房副長官には福山哲郎外務副大臣が決まった。

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宮崎への種牛提供を検討=首相「できる限り支援」(時事通信)

 宮崎県で口蹄(こうてい)疫の被害が広がっている問題で、政府は26日、県から要望があれば、独立行政法人「家畜改良センター」(本部福島県西郷村)が飼育する宮崎牛系統の種牛候補を提供する方針を固めた。この問題について、鳩山由紀夫首相は同日の参院本会議で「宮崎の畜産復興に向け、国が保有する宮崎牛の種雄牛の提供など、できる限りの支援を行う」との方針を示した。
 農林水産省などによると、同センターが飼育している宮崎牛系統の種牛候補は、畜産関係者の間で「伝説の種牛」といわれる「安平(やすひら)」と「福栄(ふくさかえ)」の孫に当たる計8頭。鳥取牧場(鳥取県琴浦町)で飼育されている「安平」の孫のうち、1歳2カ月になる1頭は宮崎から提供の要望が出る可能性があるため、6月にも予定していた入札への出品を見合わせることにした。 

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