「火災報知機なくなる」木嶋被告と同居の男性(読売新聞)

 埼玉県などで男性が相次いで不審死した事件を巡って逮捕された無職木嶋佳苗被告(35)(詐欺罪などで起訴)が、昨年9月に詐欺容疑で逮捕される直前まで同居していた千葉県内の男性会社員は、昨年11月に読売新聞の取材に「木嶋被告の逮捕後、自宅の火災報知機がすべてなくなっているのに気付いた」と証言した。

 千葉県警から警告を受けていた男性は、「ぞっとした」と振り返った。

 男性が、「婚活」サイトで木嶋被告と接触したのは9月中旬。携帯電話で話し、東京・池袋のマンションに誘われた。木嶋被告は「子どもがほしい」と話し始めた。やがて、「お菓子教室を開きたい」「マンションの違約金を払えない」と金銭がらみの話題に。木嶋被告は「家事を一切やるので支援して」と切り出した。

 「性格が優しい」と感じた男性は翌日以降、計450万円を渡した。木嶋被告は数日後、男性宅に引っ越してきた。木嶋被告は、大出さんの事件で埼玉県警から任意の事情聴取を受けたことを明かし、「怖くなって外出ができなくなった。専門学校に行けず、お菓子教室を開けなくなった」と説明。

 安藤さんの事件については、「介護ヘルパーをやっていたが、火事で死んでしまってかわいそうだった。300万円貸していた」と話した。捜査関係者によると、木嶋被告が火災当日、安藤さんのキャッシュカードで現金180万円を引き出したことが判明している。

 男性は昨年9月21日に千葉県警で事情を聞かれ、警告を受けた。木嶋被告は4日後の25日、逮捕された。男性の自宅では各部屋に設置した火災報知機計7個がすべて外されていた。「その時は半信半疑だったが、今はぞっとする」。男性は怒りとも恐怖とも付かない表情で振り返った。

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